手割りの図の作り方に関する疑問

古碁を並べるのが趣味の俺なんだけど

最近並べてるこの本の中で

メインの古碁の棋譜とは関係ない話なんだけど

疑問に思うことがあったのでちょっと話そうと思う。

エッセイ⑧情報より一部抜粋

以前、20代中頃に、ツケ引き定石はどちらが良いか考えていて、

ツケ引いた方が良くないと思っていたことがありました。


1図

1図がツケ引き定石で、白Aと黒Bの交換を加えたとしましょう。

手順を変えてみると、2図の黒三々に白が大ゲイマにカカった形から

手順を変えて「手割り」で考えます。


2図

白6、黒7の交換は白がかなり悪いのですが、

黒1、3は黒が悪いので、あまり黒が好ましくないと思っていたのです。

今はツケ引いても打てると思っているので私も打っています。

まぁ、地をとって安心、という感じでしょうか。

ここまでが抜粋部分

さて

ここからは俺の話。

俺もツケ引きを手割りでどちらが良いのかと考えてみたことがあるのだけど

その場合の比較の図は黒小目に対する大ゲイマガカリから星へのヒラキの図

これに黒A白Bのブツカリ、白C黒Dのマゲとヒラキを加えたものが

原図のツケ引き定石の図になる。

ここで白のBCの2手と黒のADの2手の働きを比較したら

明らかに黒が良いのではないかと思う。

そもそもA～Dの中で白黒ともに一番打ちたいであろうと思われるのは

白からはDのツメ、黒からはD(あるいは1路下)のヒラキだろう。

ならそのポイントを押さえている分黒が良いのではないか？

というのを結論にしていたんだけど

手割りで見たら白の方が良いって主張を発見して驚いちゃったんだよねｗｗ

俺の手割りの図ってやつの作り方はなんかおかしいのかな？