この構え、なんて呼んでますか？

さて囲碁ブログのつもりなのに盤が出てきたの久しぶりだな。

まずは下の2つの図を見て欲しい。

図１



図２


図1のAが「中国流」、図2のAが「ミニ中国流」と呼称されていることに異論はないだろう。

では近年姿を現したBの構え、これをみなさんは何と呼んでいますか？

っていう話だよ。

図1のBに関しては河野臨さんが初めに打ち出したとかで

碁ワールド等に臨戦中国流という名称で載ったこともあったと思う。

しかし同氏がスモール中国流という名称で本を出したようで

これからはそう呼ばれていくのかなとも思う。

特定の名称（臨戦みたいな）が生まれる以前はこの構えを見たとき

狭い中国流と俺は呼んでいた。

黒５を小目側からの開きとしての役割が大きいと考えていたから

狭いという印象を持ったのだろう。

星側からの開きとしての役割が大きいと感じる人がいたら

その人は広い中国流とでもいうのだろうか？

ミニ中についてもカカリからの開きというよりは

カカリ一本で小目側から開いて

カカリっぱなしの石に対するハサミ等をけん制する意図で

打たれるものだと思っていたから

図2のBについても狭い中国流と呼んでいた。

スモールという文字を冠したということは

イメージとしてはやはり小さい＝狭いで

言葉での表現の違いこそあれ感じ方は一緒なのかなと思った。

同じ盤面でも見かたやとらえ方をかえると違った表現ができるということはよくある。

たとえば図1のBだって

中国流を知らずに新小林流を知っている人（そんな人がいるかは知らないけどね）にとっては

3路ほど広い大胆な新小林流だななどという表現をするかもしれない。

ちなみに

スモール中国流の本では

図2のBをスモールミニ中国流と言っているようだけど

これはなんか微妙な気がする。

尺度的にはミニ（最少）＜＜スモール（小さい）ぐらいの印象だから

なんかむしろ余分なものがついておっきくなっちゃった（耳が）みたいな気分になる。

そういえばマギー審司って最近TV出てる?

ここ数年はテレビを見なくなったけど俺がテレビ見てた頃はまだそこそこ出てた気がするんだ。

脱線する前に話をまとめよう。

個人的には

図1A「中国流」
　　 B「狭い中国流」
図2A「ミニ中国流」
　 　B「狭いミニ中国流」

と呼んでいるよ。

河野臨さんは

図1B「スモール中国流」
図2B「スモールミニ中国流」

と呼んでるようだね。

この話題はね。

さっきニコ生で某講座生主のK北さんの放送で

何て呼ぶかの話がちょっと出てたから書いてみたんだよ。

K北さんはそのあまりの人気にニセモノやニセモノのニセモノが現れて

増えるワカメみたいになっちゃってるんだ。

昔はゲーム実況も生放送してたのに

通報が怖いとかでしなくなっちゃったんだけど

むしろ通報からのアカバンを顧みない勇敢なスタイルこそ彼の売りだったのではと

ちょっと残念がってみる。

このブログは放送以上に過疎だから本人の目に留まることはないだろうけど

もし本人がこれを見るようなことがあったなら

ゲーム配信もたまにはしてみたらどうかな。

講座はネタが無いとできないんでしょ？

長くなったけど今回はこの辺にしとこうかな。